なぜ日本人がフェラーリをデザインできたのか~フェラーリをデザインした男・奥山清行が語るモノづくりの神髄(後編)

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なぜ日本人がフェラーリをデザインできたのか~フェラーリをデザインした男・奥山清行が語るモノづくりの神髄(後編)
 日本が誇る工業デザイナーの奥山清行氏は、特に海外ではKen Okuyamaの名前で知られている。米ゼネラルモーターズのチーフデザイナーにはじまり、独ポルシェのシニアデザイナー、伊ピニンファリーナのデザインディレクターなどの要職を経て、2007年よりKEN OKUYAMA DESIGNの代表として独立。日本だけでなく世界中を飛び回る日々をつねに送っている。  フェラーリやマセラティでカーデザイナーとして活躍していた奥山氏だが、現在はクルマのみならず、インテリアや都市計画まで幅広い分野を手掛けている。後編では、デザイナーとしての原点や未来のモノづくりにかける熱い思いについても語ってもらった。 (インタビュー・文=志村昌美、インタビュー写真=武田光司)


●クルマにはすべての要素が詰まっている

――デザイナー名をKen Okuyamaにした理由は何かありますか?

奥山 アメリカに行って入った英語学校の先生が「クラスでは英語で発音し易いKenと呼ぼう」と言って勝手に決まったんです(笑)。その日以来、僕は皆からKenと呼ばれるようになりました。アメリカではミドルネームにしていて、クレジットカードから社員証まで全部Kenにしていましたね。

 アメリカで美術大学に入ったときに、最初のクラスで自分のサインをデザインしたんですが、それがまさか会社のロゴになるとは思わなかったです。でも、ちゃんとデザインしておいてよかったなっていまは思っています(笑)。それにしても、人が決めた名前が自分の会社の名前になるとは、不思議なものですね。

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