この星ではキャパオーバーなデザイン家具

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この星ではキャパオーバーなデザイン家具


20XX年の未来、人類が火星に降り立ったとき、はたして僕らのライフスタイルはどんなものになる?こんなことを日々夢想するのは、文化人類学者やマッドサイエンティストだけだろうか。

現にいつかは…な居住の可能性を探るプロジェクトは、今日も動いている。これもそのひとつ。火星に最適化した家具デザインの登場だ。

火星での暮らしぶりが
透けて見える家具

火星居住区環境のリサーチからデザインまで、およそ2年をかけて発表されたコレクション「The MAD Martian Collection」。ダイニングテーブル、ラウンジチェア、コンソールテーブル、燭台、吊り下げ式サスペンションライトと、5つのインテリアで構成されている。

素材はアルミニウム、ブロンズ、ステンレス、いずれも光沢感が持ち味。20世紀SF作品に立ち返ったとき、デザイナーはこのツヤ感に改めて未来を感じた。

はるか彼方の天体に適した素材かどうかは定かでないけれど、起伏ある輪郭とソリッドなラインの複合は、どこか僕らのイメージの中にある“宇宙”とリンクしているんじゃないだろうか。

A dining table

A chaise lounge chair

A console table

A candelabra

Floor-to-ceiling suspension lights

残したいのは
(地球の)家庭的な温かみ

デザインは、いたってシンプルな“問いかけ”からスタートしていた。

人類が火星へと移住をはじめたとき、我々の生活にどんな変化がもたらされるか。そして、その家具は地球で感じてきたような、家庭的な温かみを火星にももたらすことができるか。

「まだ誰も降り立ったことのない火星で、僕らはどんな発見ができるんだろう。赤土の大地か、静かな地平線か、それともカチカチの氷河?きっと、そこにしかない美しい光景だと思うんだ。何千年前の地球がそうであったように。地球の美しさも火星に持っていけたら…。小さい頃、自分の部屋で想像していたようなイメージでね」

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サイエンスフィクションが描いてきたイメージと、東洋的な自然観との融合をフィロソフィに持つデザイナーMa Yansongは、こうコンセプトを語っている。

この手のモノ紹介に付いて回る「あくまでコンセプトデザイン」の文言が、やはりここでも登場してしまうのは否めない。

だとしても…ともう一歩踏み込んで考えてみた。

火星で育つじゃがいも栽培実験や、キュリオシティ(探査機ローバー)の活動報告ではなく、インテリアデザインにまで話が及んでいるところに僕は興味が湧いた。

聞けばあのIKEAも 、先だって「新しい家具のインスピレーションを得るため」にと、ユタ州にある火星砂漠研究基地にデザイナーが7日間の滞在を実施したそう。この疑似体験を生かした、近未来的な家具デザイン「Curious collection on Space」を2019年にはローンチする予定だとか。

Reference:IKEA Newsroom
Licensed material used with permission by MAD Architects











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